介護業界へ足をふみ入れようと考えている人は、今の介護職の現状を知っておくことも大切です。現在、介護を必要とする要介護者は毎年増えていて常に介護職員が足りない状況となっています。今現在も約6割の施設が人手不足を実感しているなかで、さらに介護職員は必要になる状況に今立たされています。これらのことから介護業界での職員の需要はこれから先も見込まれ、求人数も多いことがわかります。
介護の仕事はハードな割に賃金が安い、というイメージがあるのではないでしょうか。しかし、今は処遇改善がどの施設も進んでいて賃金は上がっています。国も積極的に対策を行っているので、介護職は賃金が安い、というイメージはなくなりつつあります。処遇改善が行われきたため、高いとされていた介護職の離職率も徐々に改善傾向にあります。
賃金も離職率も改善されてきていますし、更なる改善も期待されています。さらに介護職は年齢による制限もありません。40代以降から始めることも可能ですし、働き方を変えることも可能な職業です。これからも需要は増え、しかも職がなくなる心配もいりません。将来性のある安定した仕事といえます。
しかし、介護の仕事は資格なしで働けますし、パートやアルバイトなどの非正規職員の割合が高い職業です。非正規の職員が多いと離職率もどうしても上がってしまいます。そのため正社員を増やす動きも出てきていて非正規の職員でも正社員へ昇進することは可能となっています。